佐賀牛です。
またまた、久しぶりのブログ更新になってしまった。
5月病というか、毎日が暇すぎてダメである。人間、暇になるとロクな事を考えない。
4,600万のご送金の件、金融機関勤務として思う事を書く。
犯人は24歳の青年のようである。たった5,000万弱の金で、残りの人生を棒に振る事になりそうである。
役所の人間と「組み戻し」(要は、誤った送金をなかった事にする手続き)をやりに、銀行(三井住友だったか?)の入り口までは行ったようである。
変な知恵が働いたのか、はたまた誰かの入れ知恵か? 結局は、ごねて銀行に入らず「組み戻し」の手続きはおこなわれなかったようである。
オッサンの経験からすると、誤送金の手続きの際に、今回のケースのように誤って受け取った人間が、「ごねて」、返金不能もある事はある。ただし、まともな人間の場合は、「組み戻し」に応じる。「ごねた」所で、あとあと面倒になるからである。
結局は、何のメリットもないからである。
ただ、今回の24歳の青年は、大金が急に自分の口座に振り込まれ、気が大きくなってしまい、ごねたら自分のモノになると思ってしまったのであろう。
よく云われる事であるが、人間の器が出来てから「お金」を持たないと、必ず、お金に吞み込まれてしまう。宝くじに当たった人の、8割?だったか、破産する。
オッサンも、田舎の金持ちのボンボンが、親の相続で大金が転がり込んで、破産までいったケースをよく仕事柄見たものである。
お金が全てではないが、お金は大事である。
お金が有りすぎて不幸な人も世の中にいる。そのような人間も嫌というほど見てきた。オッサンが相手にしてきた、お客さまは、だいたい田舎の土地持ちが多かった。
お金がなさ過ぎて不幸な人ばかりと、今の仕事をする前は考えていたが、金持ちの悩みも、話を聴いていると切実な事が多い。それについては、また、次回以降に書きたい。
やはり、何事も「ほどほど」が一番なような気がする。オッサンは決して、金持ちではない。所謂、中流であると思う。最近は、それが「幸せ」であると思う。
健康第一、心身ともに健康が一番である。お金は、ほどほどで十分である。オッサンが云うと貧乏人の負け惜しみにしか聞こえないが…(笑)
最後に、この24歳の青年に一言。「さっさと返しなさい!」以上。
次回へ続く。