佐賀牛です。
昨日も死ぬほど暑かった。台風が来てるせいか?無茶苦茶、暑い。
昼間も買い物で、うちの子と近所の大型商業施設に行ったが、その行き帰りだけで汗だくになった。
日本の気候も、オッサンの小さな頃は「温暖湿潤気候」とか習ったが、今は亜熱帯気候?だったか何な知らんが、気候が変わってきているだろうな。
あ~暑い。またビール飲み過ぎた(笑)
さて本題。
「足るを知る」について書く。
オッサンの仕事は、今は田舎の金持ちを相手にするような事を、主にしている。
漫画の世界ではないが、世の中には名士、などと云われる、その土地で代々続く家系があるものである。
彼らは、本当に金持ちと云うか、土地持ちである。オッサンのような一介のサラリーマンから見れば羨ましい限りである。
ただ、オッサンも色んな地元の名士などと云われる方々の為に仕事をしてきたが、8割くらいの人は幸せそうには見えなかった。
なぜか?
オッサンが思うに、彼らは「足るを知る」という言葉を知らないからだと思う。
例えば、こんな家庭の方と接した事があった。
彼らは、戦後の焼け野原の時に、混乱に乗じて、他人の土地だった場所を勝手に自分の土地であると主張し、膨大な土地を無理やり自分の一族の土地にした。
その後、地元の名士を名乗り、膨大な土地を借地権を設定して他人に貸し出し、賃料を得るようなスキームで、一族で不動産業を営んでいる。中には、スーパー、コンビニ、テナントビルなど、莫大な収益を得ている物件も所有している。
そこの家庭の家族構成は、お父さん88歳、お母さん85歳、長男57歳(既婚)大学中退、この長男の奥さん50歳、この長男の息子23歳、娘55歳(独身)某国立大学卒業、次女51歳(独身)某国立大学卒業の7人家族で、一軒の家に同居していた。
まあ、オッサンにとっては良いお客さまではあったが、とにかく皆が皆、幸せそうには見えなかった。
理由は、金は有り余るほどあるが、ただ、それだけであるからだと思う。具体的には金は無い不幸の他にも、有り過ぎる不幸もあるということだ。有り過ぎると、どうなるか?人にもよるが、無くなる恐怖が尋常ではなくなってくるようである。
とにかく、この一家は金のことばかり言っていた。はっきり言って、長男はドラ息子であるし、娘二人もいい歳して独身である。きっと親の教育が良くなかったように思う。
オッサンは、この一家を見ていて、いくら金があっても幸せにはなれないんだな~といつも思っていた。
「足るを知る」とは、オッサンは感謝を忘れず、分相応に生きる事だと思っている。金など、ある程度あれば十分である。そんな事より、幸せは「心の充足」が大事である。
家族がいる、目が見える、勉強できる、ご飯が食べれる、こんな何気ない事に感謝できる心がもたらすものではないかと思う。
と、金の無いオッサンが語ってみた(笑)
あ~金持ちになりたい!(笑)
次回へ続く。