佐賀牛です。
先日、祖母の葬式に出席してきた。
元気な祖母であったが、ここ数年は動けなくなって母親が付きっきりで看病してきた。ただ、最後も苦しまず、家で安らかに逝けたようである。
大正生まれで、最後までトイレで用を足すほどの気高さを持っていた。オッサンも小さな頃から、最近まで迷惑と心配ばかり掛けていた。感謝しかない。合掌。
ばたばたと、通夜、告別式と終わった。
で、落ち着く暇もなく、役所への手続き、銀行、証券会社、不動産屋、等々の手続きの手伝いをしていた。
FPとして知識は、ある程度有るが、実際にやってみると想像以上に大変であった。戸籍の取り寄せ一つにしても、出生から死亡までの全ての戸籍がないと、銀行も取り合ってくれない。
戸籍を辿って、いくと「エ!」と驚く事が色々とあった。うちの祖母の父親は、明治時代の将校で、もっと先祖を辿ると、どこぞの割と名家の武士の出身だった。
祖母から、そのような話を聴いた事もないし、オッサンは全く知らなかった。
相続税に関しては死亡から10か月以内が納税の期限であるので、まだ余裕はある。それと、相続人は母親一人であるので、相続で揉める事はないのが救いであった。
相続税は、3,000万+600万×法定相続人の金額までは掛からない。うちの場合は、3,000万×600万×1人なので3,600万までは相続税は発生しない。
色々と資産を足しこんで計算していくと、どうやら超えているようであった。大した金額でないが、相続税を納めないといけないようである。
オッサンの勉強も兼ねて、相続税の納付までは、母親の代理でやるつもりである。
しかし、日本という国は、何かにつけて税金を取る事ばかり考えているのがよく分かる。
この間、ユーチューブを見ていると、日本は現代も貴族政治であると、ある著名な人が言っていたのが妙に心に残った。
例えば、アベ、あっそー。
いくら先祖が偉くとも、いくら先祖が有能な人間であっても、そんなモノは世襲で遺伝しない。
彼らは云い方は悪いが、親の七光り、のみで今の地位を築いたと、この著名人は断言していた。正にその通りであろう。
このような人間が日本の政治を動かしている限り、絶対に日本は豊かにはならないだろうな!そしてオッサンのような庶民から、税金を巻き上げて、自分たちさえ良ければよいという構図は、今後も続くのであろうと思う。
この著名人は最後に言っていたが、この体制を変えるには、戦争か日本全土を巻き込む天変地異でも起らない限り無理だそうである。ちょっとぶっ飛んだ意見だろうが、たしかにそうかも知れないと少し納得した。
さて小庶民のオッサンは、今日も世襲バカ議員の為に労働に励むとするか~(笑)
次回へ続く。