佐賀牛です。
窓を開けて寝てたら、朝方、寒すぎて目が覚めた。台風一過の影響か、一気に季節が進む予感がする。
昨年の手帳を見返すと、ちょうど今くらいに涼しくなったと書いていたが、翌週には寒いなどと書いている。恐らく、今年もオッサンの好きな「秋」を感じられる日は1週間もないだろうな…
さて、本題。
最近、読んだ「悪人のススメ」について書く。kindleで偶然見つけた本であるが、著者の川北氏は、なかなかの人物であるように思う。
言ってる事が一本筋が通っていると云うか、オッサンは物凄く共感できたし、勉強になった一冊である。
ちょっと気になった所をいくつかピックアップする。
1,「不遇な者は、不思議な特権意識を持ち、自分より恵まれた者が自分にひれ伏すことを求めるのである」(善人ほど悪い奴はいない━ニーチェの人間学)
→う~ん、凄く分かる。悪気の無い善人ほど、非常に厄介な事がある。
2,同情は一つの弱さである。弱さは何も生み出さない。もし同情するなら、相手に負い目を与えないことだが、実際にそれを実行するのは難しい。あれこれ考えると、ヘタに仏心を出さない、ということがわかる。仏心を出すとたいてい失敗する。
→これも非常に分かる。実体験として、オッサンが良かれと思って手を差し伸べた事で、逆に恨みをかった事がある。それ以来、オッサンは他人にヘタな仏心は出さないように決めている。そうすると、不思議と上手く事が運ぶことが多くなった。
3,心の内は明かさないものだ。
何も自分を大きく見せる必要はないが、心の内をすべて明かしてしまうのも不利だ。人間、誰でも自分自身のミステリアスな部分は残しておくべきである。正直だけが取り柄、などという人間になってはいけない。愚かなだけである。
→馬鹿正直はバカを見る、という事であろう。オッサンも嫁にも結構お人よしの部分があるから気を付けなアカンよ~と良く云われる(笑)
実際に、40歳位までは手の内を全て明かすことが、何事においても最善である、と思っていた。それにより、余計なトラブル、誤解などで苦労した。
今、オッサンが心掛けていることは「雄弁は銀、沈黙は金」ということである。オッサンの勝手な思い込みかもしれないが、お喋りなオッサンほどみっともないものはないと思っている。
と、3つほど紹介したが、他にも、これは!と思う事が色々とあった。また、別の機会に書こうと思う。
最近は、仕事の関係で少しだけ面白い事が増えてきた。人間、漫然と日々を過ごしていては精神も劣化していくのだろうと思う。オッサンのように(笑)
やはり、歳を重ねても、ある程度は刺激があるほうが、日々の生活に張りがでるな~。
さて、今は5:22。出勤まで2時間はある。
最近は手つかずの「相続アドバイザー2級」の勉強でもするか~。
次回へ続く。