FP1級を受験した40代の冴えないオッサンの日記

FP1級を受験した40代の冴えないサラリーマンのおっさんの日記です。

命日

佐賀牛です。

 

 今日はちょっと暗い事を書く。

 

 今日はオッサンのオヤジの命日である。オッサンが9歳の時に白血病で亡くなったから、37年前である。以前に同じような記事を書いたような気がするが、まあいい。

 

 今でも鮮明に覚えているが、朝の5時頃に母親に叩き起こされて、親父が入院する総合病院へ向かった。母親が運転し、オッサンを含めた兄弟3人と、じいさん、ばーさんの6人で小さなカローラに乗って病院へ向かった。

 

病院に着くと、親父は無菌室から出され、一般の個室で医者数名に心臓マッサージを代わる代わる受けていた。今、思えば、オッサン達が病院に到着するまで蘇生を試みてくれていたのであろう。

 

子供だったオッサンにも、男性の医者3名が泣きながら心臓マッサージをしている光景を見て、「あ、これは助からないな…」と思った事を覚えている。オッサンの予想どおり、到着から間もなく、ご臨終となった。

 

母親も当時、専業主婦で30代半ば、兄は中学1年、オッサンが小学3年、弟が幼稚園。絶望しただろうと思う…

 

幸いにも、じいさんも、ばーさんも、まだ若く60代前半だったので、何とか家族で支えあい、辛い子供時代も、兄弟3人ともに変な道へ行かず、曲りなりにも全うに生きてこれた。

 

 辛い、衝撃的な記憶というのは、いくつになっても忘れないものである。毎年、9月15日近くになると、いつもオッサンは当時の記憶がフラッシュバックする。本当に鮮明に、その一日の事は覚えているのだ。

 

そんな体験をしたからか、オッサンは神様など一切信じない人間になった。

 

「アホらし」、どんな宗教であれ神様を拝んでいる人間を見ると、条件反射的に子供のころは毛嫌いしていた。

 

 親父は39歳で亡くなった。親父は警察官であり、立派な人間であったように思う。オッサンも46歳。いつも思っているが、もっと立派な大人にならないといけない。

 

一日一生。今日という日を、全力で生きないといけない。

 

毎年、9月15日には、そう強く思う。

 

次回へ続く。


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