FP1級を受験した40代の冴えないオッサンの日記

FP1級を受験した40代の冴えないサラリーマンのおっさんの日記です。

金融リテラシーとオッサン

佐賀牛です。

 

 昨日も死ぬど暑かった。仕事で関西を回っていたが、この暑さは異常であろう。地球温暖化などと何十年も前から言われているが、どうやら日本の気候すら変わってきたように思う。

 

ただ、いつまでも暑い暑いなどと言っていると、少し涼しくなったと油断していると、今度は一気に寒くなる。オッサンの統計によると、ここ数年は、ほぼ秋など感じず、すぐに冬になっている。

 

春と秋が大好きなオッサンとっては非常に辛い。もうオッサンは冬物の用意の為に衣替えをした。

 

 さて本題。マネーリテラシーについて思う事を書く。

 

昨日、何気にNHKのクローズアップ現代を見ていたら、若者を騙して借金をさせ、ワンルームマンション投資などの不動産投資をさせる事例が多発しているらしい特集をしていた。

 

まず、オッサンは仕事柄分かるのであるが、不動産投資などは絶対に素人は手を出さな

い方が良い。オッサンの知る限り、儲かったという人を見た事がない。

悪質な不動産業者は利回りだけの話をしてくるが、修繕費、固定資産税、都市計画税などなど、マンションの維持費、更に空室リスクを考えれば儲かる訳がない。

 

更にこれからの人口減少、空き家の増大傾向などを勘案すると、とても素人が手を出せるものではないことは理解できるであろう。

 

 クローズアップ現代の登場人物を見ていると、30代男性で、奥さんと小さな子供2人を抱え、家計の足しにしたいという思いで、悪質マンション業者の言う通り、住宅ローンに適用される低金利のフラット35を違法に借り、住宅ローンを組んで4,000万のマンションの一室を購入していた。

 

知らなかったとは言え、フラット35を、今回のように投資案件で利用する事はタブーである。当然、銀行からは一括返済を求められる。その結果、返済できなければマンションは競売に掛けられて、借金だけ背負う事になる。

 

NHKがマンション業者の入っているとされるオフィスビルを訪れると、もうすでに、もぬけの殻というパターンであった。まあ、これは演出の可能性が高いが。

 

 まあ、オッサンに言われると、結局は日本人はマネーリテラシーが低い事が全ての元凶であると思う。以前にも書いたが、来年度からやっと中学、高校の授業で「お金」について教え始めるようである。遅いわ!

 

小学生のうちに、「うまい話には裏がある」だけでも良いので、しっかりと学校で教えてあげるべきである。わざわざ、他人が旨い話を人に教えてくれる訳がない。本当に儲かるなら自分でやるやろ!

 

 不動産投資のようなリスキーな商品に手を出さず、もっと基本的なiDeCo、NISAあたりをやるべきだと思う。

 

 投資の基本は「自分の理解できないモノには手を出さない」事である。オッサンも、お客さまには必ず伝える事である。

 

それにしても悪い奴は沢山いるな~と改めて思った。

 

次回へ続く。


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