佐賀牛です。
突然だが、相続について最近よく考える。
オッサンは現在、40代半ばである。嫁が一人(当たり前だが(^_^;))、息子一人、離婚した嫁に、オッサンの娘が一人の三人が、オッサンの法定相続人である。
嫁にもよく、「あなたは、ややこしい(バツイチなので)から、きっちりと遺言を書いといてよ!」と言われる。
たしかにオッサンが今、死ねば、ややこしい事にはなるだろう。実は、嫁には内緒で、オッサンは自筆証書遺言を書いて残している。
今、現在は対して資産はないが、今の現状でオッサンなりに、このように配分するという明確なモノだけは残している。今後は5年に1度は書き直していこうと思っている。
自筆証書遺言だけでは、心元ないので、法務局へ預けるか、もう少し年取ったら、公正証書遺言に移行させようと思っている。
それはそうと、最近、オッサンの職場にも、痴呆があるご老人が多く来客してくるように思う。昨日、オッサンの職場の統計資料に目を通していると、2020年で日本には、約600万人もの痴呆の方がいるようである。
そのうち、成年後見制度を利用している人は、約10%に過ぎないようである。
成年後見制度とは、一言で云えば、自分が痴呆になった時の財産処分などを他の人に委ね、補助してもらう制度である。
成年後見制度は、2種類あり、一つ目が法定後見制度、もう一つが、任意後見制度である。
法定後見制度は、更に痴呆の程度により、後見、補佐、補助の3つがある。
法定後見制度、任意後見制度はお互いにメリット・デメリットがある。詳しくは書かないが、オッサンが思う主なメリット・デメリットは、
法定後見制度→メリット ・法律行為に対する取消権あり
デメリット ・後見人を自分で選定できない(主には家裁の指定した法律家)
任意後見制度→メリット ・後見人を自ら選定できる
デメリット ・法律行為に対して取消権がない
どちらの制度を利用しても良いと思うが、今の所、法定後見制度を利用している人が95%以上であるようである。この理由は世間の認知度の差であると思う。
要するに成年後見制度=法定後見制度になっているように思う。
話を戻すが、成年後見制度は利用したほうが良い。申し立てについては、本人以外にも4親等以内の親族なども申請できたはずである。
オッサンも、最近は特に物忘れが多いので、ひょっとしたらすでに痴呆が入っているかも知れない(笑)
嫁にも、遺書と共に遺言も残しているので、代わりにオッサンが痴呆になったら成年後見制度も申請してもらえるようにお願いしておこうと思う。
ただ、まだうちのガキ(小学生)が一人前になるまでは死ねない。
それと相変わらず毎日、暇なので、これからはFPらしい記事も書いていこうと思う今
日この頃である。
次回へ続く。